新年の抱負

    2024年になった。個人的には2023年の時点で違和感があったのに、2024年になると、タイムスリップでもしたのではないかという気にさせられる。自分の中では2022年がまだ一番しっくりくる。
    ともあれ、せっかくの新年だ。これを機に今年はブログに少し力を入れようと思う。といってもPVを稼いだりアフィリエイトをしたりするわけではなく、単純に以前よりちゃんとブログを更新しようということだ。
    昨年の反省の一つに、読んだ本の内容がまったく身についていないことがある。面白かった本を人に話そうとしたときに、内容をきちんと説明できず情けない思いをしたことが何度かある。これはアウトプットの不足が原因だろう。読んだもの、考えたことはきちんと言語化し、頭の引き出しに入れておくべきであり、その手段としてブログは有益だと考えた。
    また、これは心構えだけれど、今年は何ごとにも主体的に取り組むということを心がけたい。私の中学校では「本気」がスローガンだったのだが、当時冷笑主義に浸かっていた私はそれを鼻で笑っていた。大学受験こそ本気で取り組んだものの、生来の性格か、大学生活も怠惰に終わった。
    しかし、この歳になって改めて考えると、「本気」ほど美しいものもそうそうない。別にゲームでもポイ活でもなんでもいいのだ。真剣に取り組むことそれ自体にきらめきがある(と思う)。
    ということで、以上のことを抱負として2024年を生きていこうと思います。
    どうぞよろしくお願いいたします。

横浜中華街訪問

 生まれて初めて横浜中華街に行ったので訪問記録を書くよ。

 12時半くらいに友人と集合。中華街の西門に集まろうって言っていたけど、門が多すぎてどれが西門か分からなかった。電話しながらなんとかたどり着く。門の近くには中華街マップがあって、門の説明もされている。この中華風の門のことを牌楼とよぶことをはじめて知った。華美な装飾で、見ていて飽きない。

 腹が空いていたので、まずご飯を食べることにした。大通り、香港路を歩きながら店を探す。正直、全部同じに見えるな。よく分からなかったので「お兄さん、おいしいよ」と声かけをしていた店に入った。店名は覚えていない。おれは五目炒飯を頼んで、みんなで陳麻婆豆腐をシェアすることにした。こういう客引きをしているお店はあまり美味しいイメージがないのだけど、普通に美味しかった。量も多く、腹を満たすという目的は十分に達成することができた。

 その後街をふらふら歩いていたのだけど、中華街に行くことが突発的に決まったので、どの店が人気だとか、どの店が美味しいとかまったく不明な状態。友人に付き従っては美味しそうなものを頼むということを繰り返していた。食べたものは以下のとおり。

・北京ダック入りの春巻き

 微妙。生玉ねぎの辛味が強すぎて他の食材の味が消えていた。

カニ春巻き

 美味しい。衣が薄く、中に詰まったカニの風味が口の中いっぱいに広がる。パリッとした食感も楽しい。

・ソフトクリーム

 美味しい。濃厚なミルク。

・焼き小籠包

 美味しい。箸で穴をあけてスープをすすると豚のうまみが口の中に広がる。皮をかじるとカリっとした食感に、まだ溢れる肉汁。たまらん。人気店のようで、いつ通っても行列だったけど、並んででも食べたい。

・茶Π(ゆず緑茶)

 中国のペットボトル飲料。カニ春巻きのお店に置いてあったのでついでに買ったのでけど、とても美味しい。かなり甘いけど、爽やかで、しつこさは感じない。炭酸で割っても美味しいかもしれない。日本の自販機でも売ってほしい。

 

 炎天下での食べ歩きに体力が奪われたので、喫茶店で1時間半ほど休憩した。「ROU ROU CAFE」という店で、メインストリートからは若干外れた場所にある。雑貨屋で見て気になっていた工芸茶を注文。お湯を入れると花が開くというもので、見ているだけで楽しい。

 

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 お店の方曰く、いわゆる「映え」るためのお茶で、あまり歴史があるものでもないらしい(wikiにも同旨のことが書かれている)。しかし、そうだとすると「工芸茶」という名前はどうにかならなかったのか。普通に「花茶」のほうが通りは良さそうな気もする。調べたところ、喫茶店によっては店独自の名前付けがされているようだ。

 胃の容量がなかったのでデザートは注文しなかったが、後でクチコミを見るとデザートが美味しい店らしい。また訪問した際には頼もうと思う。

 

 中華街を探索していて思うのは、似たような店があまりに多いということ。裏通りまでじっくり探索したわけではないけど、画一的な印象は受けた。中華料理屋、小籠包、占い、パワーストーン、アジアン雑貨。「中華街No1」や、「人気No1」、「食べ放題」という看板をよく見かけたけど、似たような店が多いから、積極的にそういうアピールをする必要があるんだろう。もっとも、こういうぎらぎらした雰囲気は嫌いじゃない。

 平日昼間ということもあって人通りはあまり多くなかったが、友人曰く、土日はもっとすごいことになるらしい。東京からそう遠くないし、平日暇な時間ができたらふらっと遊びに行くのはいいかもしれない。